🎊たいらの歓喜
「かんき」といえば、昔、「⚽ジョホールバルの歓喜」とか、直近だと「⚾マイアミの歓喜」などありまして、新型コロナ流行以降は「かんき」といえばもっぱら「換気」でしたが、今回まさに嬉しいほうの「🤣たいらの歓喜」です!何が歓喜かは最後に。
前日の「第43回全日本スキー選手権大会フリースタイル競技」デュアルモーグル種目に続いて、3月19日はモーグル種目です。前日の雨時々雪から一転、🌞ピーカンのカンカン照り、お肌が相当心配(>_<)となる快晴です。前日分の投稿にも記した通り、この大会で2位以内の成績を収めれば、2023/2024シーズンの全日本スキー連盟強化指定選手🎌に選考されることが濃厚となるので、どの選手も気合💪が入り、前日に続き白熱のレースになることでしょう。雨とはまた違うコースコンディションにどう対応できるかも勝負の🔑となりそうです。予選上位16名で決勝、また決勝での上位6名によるスーパーファイナルが予定されていましたが、朝のコース整備で大幅にレース開始が遅れ、スーパーファイナルは行わず、通常の大会と同じく予選・決勝での順位決定ということになりました。
<予選>
この日の男子は35名エントリーで、柊伍選手は30番目のスタートです。決勝での勝負を前に安全走行を意識していたのでしょうが、序盤のタイミングのズレを修正できないまま((+_+))ゴール。ターン、エア、スピードとも点数が伸びず、合計スコア63.00点で11位での決勝進出となりました。この後立て直すことはできるでしょうか?わずかな時間にはなりますが決勝前の公式トレーニングで修正です。
<決勝>
予選上位者16名での決勝。柊伍選手は予選11位でしたので6番スタートです。予選と同じブルーアウトコース(向かって一番左)からスタートしました。第1エアのフルツイストも姿勢よく飛び、ビタ着💯からの素早いターン。ミドルセッションもミスが見当たらないほどのスピードあるターン。第2エアのコークセブンも周囲からどよめきと歓声が上がるほどの大きさとビタ着💯でそのままゴール。「Nice Run!」の声が掛けられるほどの圧巻の滑りでした。本人もかなりの手ごたえがあったようで、珍しくゴール後にガッツポーズを2度💪💪。リアルタイム速報を確認したところ、合計スコア:77.87点!過去最高スコア💢です。当然ここまでで断トツのトップ。あとは予選上位陣の結果待ちが続きます。決勝レースはどの選手もギアを上げ、その分ミスのリスクも増えてきます。その後上位陣にミスが続き、柊伍選手の1位キープが続きました。この時間が長いこと長いこと($・・)/~~~。そして残り一人を残した段階でのトップ、つまり2位以内が確定。その瞬間柊伍選手は応援していた知り合いと抱き合い喜びを爆発💣💥させました。最終ランナーは前日のデュアルモーグル優勝者で、この日も安定した滑りで優勝。柊伍選手優勝とはなりませんでしたが、堂々の🥈準優勝。予選11位からのジャイアントキリング⤴です。ペッパーミルぐりぐり!結果を見ると3位とは1点の差もなく、結果的にスーパーファイナルが行われなかったことも味方した形です😌。他選手のミスに助けられたところもありますが、“ここぞ”でパフォーマンスを発揮できるのも大事なスキルですし、よく言われる通り「強い者が勝つのではなく、勝った者が強い」ということです。
これで来シーズンの強化指定選手入りが濃厚となりました!(なお、3月20日付の福島民友・福島民報に紹介されました)近いうちにSNOW JAPAN🎌のウエアを着た柊伍選手が見られるかもしれませんが、これでオリンピックやワールドカップ出場が決まったわけでもありません。代表入りできたとしても、その後の成績次第では当然指定を外れることにもなり、今まで以上にシビアな環境が続きます。しかしながら、ひとつ階段を上れたことに間違いありません。ターンの質をより一層高める必要もありますので、トップ選手と切磋琢磨して、ともに技と人間性を磨きながら次のステップに進んでほしいと思います。原コーチには引き続きビシバシ💨鍛えていただきますが、ひとまずここまで来られたことに感謝の気持ちでいっぱいです。また他のコーチ・選手の方々からも祝福を多くいただきました。コースコンディションが万全ではない中、開催してくださった富山県連やスキー場・運営スタッフの皆様にも感謝いたします。また、応援してくださった皆様ありがとうございました。今後も引き続き御支援と御協力をお願いします。
柊伍選手のレースの模様はこちらから。圧巻の滑りをぜひご覧ください。
ファイナル進出者男女全員の決勝レースはこちらでご覧いただけます。
リザルト(結果)はこちらから