2024漸く初戦

 2/17~18に、富山県南砺市:たいらスキー場で「2024FIS A級たいらモーグル競技会」並びに「2024アジアカップたいらモーグル競技会」が開催されました。来シーズンのポジション・権利等もかかる大事なアジアカップは、猪苗代、田沢湖、札幌と3戦が予定されていましたが、すでに🌞雪不足により2戦(猪苗代・田沢湖)の中止が決まっていました。アジアカップとして認定されるためには最低2戦の開催が必要とのことで、かなり急に大会の開催が決定されたようです。全日本スキー連盟、富山県スキー連盟、スキー場関係者の皆様の“アスリートファースト”精神と開催の御尽力に心より感謝申し上げます(人’’▽`)☆。
 柊伍選手にとっては、2024年初レースとなりますが、そもそも今年は国内大会が中止続きで開催されたのは1カ月前の札幌、1週間前の白馬乗鞍のみです。柊伍選手はまだ体調が完全ではない状態で、大会直前に札幌での練習地から現地に入り、コースでの滑りはほぼぶっつけ本番、特にエアに関しては今年初飛びくらいでしたが、今できる最善を出すべくレースに臨みました。とにかく天候が良くて☀、コースコンディションにもかなり選手は(コース管理の方々ももちろん)気を遣ったことでしょう。

 まず土曜日のレースは、今何ができて、翌日に備えてどこまでやるかというところでしたが、コーチの意に反して予選ではスピード😆を出しまくり(「出てしまった😱」という方が正しいか?)、スピードはトップだったものの総合点では超ギリギリでの予選通過。決勝でも、コースの特性もあってかミスが出て若干の減点があり、12位の成績でした。しかしながら、体調を考えればよく滑り、よく飛ぶことができ、ある程度の立て直しはできたと思います。本人としてはベストな状態での滑りではなかったので、ジレンマを抱えて内容としては不本意だったことと思います。リザルトはこちら
 翌日のアジアカップは、コースコンディションを考慮し、前日のレッドコース(向かって右)からブルーコース(向かって左)へ変更して挑みました。この日は現在出せるベストで爆走の予定です。予選では、途中ターンで一度片足がはじかれましたが、決勝に向けてややスピードを抑えていたのか、安定した滑りでエアでも高得点、トップと約3点差の6位で決勝進出となりました。
 その後原コーチとともにしっかりと反省と調整を行い、決勝に臨みました。目立つミスもなく、ゴール後には軽いガッツポーズもあり、本人なりにある程度納得のいくレースだったのだと思います。エア、スピードは2位、ターンはベース点がまだ少し物足りないこともあり、トータル74.06点の4位という結果でした。納得の4位ではなかったのでしょうが、この2日間の4戦で、得点が60.87→64.44→69.89→74.06と驚異的な進化?回復?を見せてくれましたので、今後完全復調に伴いその戦いにも注目👀です。リザルトはこちら
 今後出場予定の大会はすべて札幌のため、この後再び札幌に戻りましたが、今回も含めて3週連続での大会が続きます。大谷選手のようにフィジカルがどんどん改善し、アゲアゲの柊伍選手が見られると思いますので、引き続き応援をよろしくお願いします。
 今大会の関係者の皆様、大変お世話になりました。

 レースの様子は近日YouTubeにUPする予定です。

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