国内戦に向けて

 2024年は能登半島地震という大災害からの始まりとなってしまいました。いまだに多くの方が大変な思いをされており、東日本大震災や原発事故避難を経験した身としても毎日の報道で胸が痛くなる思いです。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地域の一日も早い復興も合わせてお祈りいたします。何もできる状況ではありませんが、かつて福島を多くの方に応援していただいたように(今も)、もう少し時間がたったら足を運んで何かしらの応援ができる日を心待ちにしています。

  さて、柊伍選手の近況です。アスリートには土日はありませんが、スキー選手はもちろん、ウインタースポーツのアスリートにはさらにクリスマスもお正月もありません。柊伍選手も年末年始は会津高原たかつえスキー場で原コーチの指導を受けておりました。全国的な雪不足で、スキー場の方も「こんなに雪のないシーズンは初めてだ」とおっしゃっていましたが、皆様のご協力で立派なコースで練習をさせて頂きました。この数日後、富山県のたいらスキー場で北米World Cup出場選手の選考会がありました。詳細を明かすと言い訳がましくなってしまうのですが、訳あって本領を発揮できず、残念ながら出場権を得ることはできませんでした。しかし、昨年の歓喜や国際舞台の経験、挫折、そして地道な練習と努力は必ずや成長の糧となるはずです。地元のスポンサー様や応援してくださる方々からも励ましのお言葉をたくさんいただいてありがたい限りです。現在は2月からの国内戦に向けて心と身体を整え、本領発揮に向け絶賛準備中です。とはいえ、6年ほど前の雪不足のシーズンを思い起こさせるかの如く、出場予定大会の延期や中止が相次いでいます。悲しいかな…。ただ雪があるところにはあるようなのでしっかり練習に励んで開催される大会に臨み、次シーズンにつながる良い結果を得てほしいと思います。今年もまた応援をよろしくお願いします!

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