ウォータージャンプ必須アイテム

 柊伍選手は現在、宮城で全日本スキー連盟の協会合宿中です。内容としては当然時期的にウォータージャンプが中心となります。
 モーグル選手にとってシーズンオフの練習の中心は「ウォータージャンプ」です。しかし、一般の方にはほぼほぼ馴染みはありません。管理人ももともとは知りませんでしたから。
 柊伍選手が普段練習をさせていただいている「リステル猪苗代」様には様々なアクティビティがあり、週末や夏休みはこれらを楽しむ家族連れが多くいらっしゃるのですが、ウォータージャンプを見かけると「なんじゃこりゃ?」と目を丸く😲して見学される方がよくいらっしゃいます。くるくる回る技を見て驚き、トランポリンの様子を見てさらに目を丸く👀。
 このウォータージャンプにはいくつかの装備や準備が必要になります。頭にヘルメットをかぶりますが、鼓膜を守るために耳の▽部分にカバーをつけています(ガムテですけど)。スキー板は着水後に板が外れて水中に落ちていかないように紐でブーツと板をつないでいます。
 スキー板はダイレクトに水の圧力を受けるため、1シーズンの使用でもかなり傷みが生じ、圧力を弱めて脚への負担も少なくするよう板に水を逃がす穴を開けている人もいます。柊伍選手の板も以前開けたことがあるのですが、板の強度が落ちてしまうため、諸刃の剣的なところがありました。ウォータージャンプは板の強度がはっきりわかる感じで、一日も持たないことがあったりします。総じてモーグル用の板はかなりの強度があります(個人の感想です🙄)。
 着ているものはマリンスポーツで使用されるものと同じですが、一般的な「ウェットスーツ」、首・手首・足首部分がゴム製で完全防水の「ドライスーツ」、その中間的な「セミドライスーツ」などがあり、柊伍選手はセミドライスーツを着用しています。ただ通常のダイビング等とは異なり、激しい衝撃がありますのでどうしても消耗、破損は避けられないところです。昨シーズンまでの練習で傷んだゴム部分やファスナー部分を、シーズン前にBLALAスーツを扱う福島市の「有限会社セサミ」さんで格安かつ最新かつ万全な修理をしていただきました。おかげさまで今シーズンの練習では問題なく絶賛大活躍中です。この上にライフジャケットを羽織り、海パンをはいて出陣準備完了。
 このウォータージャンプ、夏の時期はまだいいのですが、手先・足先・首から上は水温をダイレクトに感じるので、もう少し時期が過ぎると水の冷たさ・気温的な寒さ🥶との戦いにもなってきます。飛んで、冷たさを感じ、スタートまで板を担いで登り、また飛んで… それを数十回。寒い中見ていると恐ろしい「負のスパイラル∞」に感じてしまいます。
 がんばれ!全国のモーグラー&ウォータージャンパー❣

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