WCの話

 WCといってもお手洗いではなく「World Cup(ワールドカップ)」のお話です。
 現在女子サッカー⚽のワールドカップが開催中です。開幕前は、”テレビ中継ないかも問題”の方が話題になったくらいでしたが、なでしこJAPANの活躍で一転盛り上がってきています😃。「ワールドカップ」といえば、国を代表して世界チャンピオンの座を争う国際大会、一番有名なのはやはり男子サッカー「⚽FIFA World Cup」でしょうか。開催は4年に一度なのに、終わったと思ったらもう次の予選の始まり?というくらい、地域予選から本選までかなりの長丁場で開催しています。また、最近では🏉ラグビーも日本の活躍とともにメジャーになり、ともにその都度日本が活躍すればにわかファンが日本中に出現します。ただ、競技によっては世界選手権やオリンピックなどが最高峰の大会というとらえ方もあり、開催の時期や方法などもまちまちです。
 一方個人競技のワールドカップはというと、毎年世界各地で数試合から数十試合開催され、それぞれの試合での順位をポイント換算して、総合獲得点数で年間王者を決定する「ワールドツアー形式」を採用している競技が多いようで、⛷スキーのモーグルも同様です。
 出場できる選手数は、国際スキー連盟(FIS)公認大会で獲得できるFISポイントの保有選手数の割合等で国別出場枠がシーズンごとに決定されていて、日本は多くの選手が活躍していますので、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどと同様最大の枠が与えられています。(最大枠自体昨年より1減で男女各5のようです。こちら)しかし強化指定選手は枠以上の人数がいますので、出場は容易なことではありません。
 日本人では上村愛子選手が2007/2008シーズンの年間王者🥇となりました。試合ごとに、その時点での獲得点数トップの選手が「イエロービブ」という特別なビブ(ゼッケン)を身につける名誉が与えられていて、その時の上村選手はシーズン後半ほぼ無双状態で、ずっとイエロービブを着けていた記憶があります。最近では、男子が堀島行真選手、女子は川村あんり選手がそれぞれ優勝争いを演じ「イエロービブ」を着用している時期があります。
 2023/2024シーズンのワールドカップは12月から3月まで、欧州、北米、中央アジアなど8か国9会場で、全16戦開催されることが発表されています(こちら)。一昨年まではモーグル種目が中心だったのですが、2026オリンピックからデュアルモーグル種目が採用されることが決まったからだと思いますが、モーグル、デュアルモーグル各8戦の開催予定です。過去には2月頃に猪苗代町(福島)や仙北市(秋田)など日本での開催がありましたが、残念ながら昨年からなくなってしまいました。今回も2月~3月はなぜか1カ月ほど空いており、🗾日本開催時はずっと見に行っていたのでまた開催してくれないかなぁー(開催国は+αの出場枠がもらえるしなー)と個人的には思ってしまいます。でもスポンサーや受け入れ自治体の経済的負担など様々な事情が開催困難の要因なのでしょう。
 テレビでも残念ながら地上波放送はないのですが、スカパーのJ SPORTSで放送されており、柊伍選手が師事している原大虎コーチが解説をされています。柊伍選手の目下の目標はこのワールドカップへの出場です。もし出場できてさらに決勝に進めた、なんてことになれば、その滑りを原コーチが解説するという夢のコラボ😭が実現となるのですが、出場枠と出場優先順位がありますので、現状は如何ともしがたいところです。もしもの果報は寝て…ではなく、果報はひたすら努力と練習を重ねて掴み取りましょう💪。

参考までにお手洗いの「WC」はもともと「Water Closet」の略のようですが、今は「Rest room」や「lavatory」等の方が一般的らしいです。

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