忘れる前にやってくる
東日本大震災から11年と5日、昨年の福島県沖地震から1年1か月。昨日3月16日23時34分、人々が寝静まったころでした。大きな揺れがあり、おさまったかと思った2分後に再度の激しい揺れ。震災の時ほどではない(あの時は大きさ・長さ・回数が異常でした)にしても、匹敵する怖さを感じました。
福島県内、柊伍選手の会津若松市の実家では震度5弱、ものがいくつか落ちる程度で被害はありませんでした。伊達市の実家では震度6弱。重いアップライトピアノがずれたり、物が壊れたり落ちたりはしましたが、幸い大きな被害はありませんでした。宮城県との県境に住む柊伍選手の伯母宅は震度6弱で、サッシが外れたり、断水したりと大変な状況のようです。
最近は「With コロナ」と言われていますが、日本に住む限り「With 地震」は避けるわけにはいきません。厄介なのはいつどこに来るかわからないということ。あの東日本大震災も、地球規模でいえば人が蚊に刺される程度のことだったのでしょうが、もしもっと地球が荒ぶればどんなことになるかわかりません。物の置き方や固定、その瞬間の行動など結局万全にはしていませんでした。あの震災から11年をつい先日迎えたばかりなのに、どこかで慢心があったことは反省すべきことです。皆さんは大丈夫だったでしょうか?天災は忘れたころに~ではなく、忘れる前にも来ます!自戒を込めて。