雪・雪・雪…❄
「降り積もる雪 雪 雪 また雪よ~」少々古いですが『津軽恋女』という名曲の歌詞の一部です。 雪国会津でも今年の雪には参りました。1月下旬にドカンと降り、2月に入ってから「長い期間で」「今季一番強く」「広い範囲」での寒波で1週間ドカンドカン💣と降り続けました。会津若松市では積雪が120cmを超え、個人的には意外だったのですが観測史上最多のようで、災害救助法が適用となりました。以前2~3m降る地域に住んでいたことがあるのですが、市街地のメートル越えは生活に大きな支障をきたし、まさしく災害です。電車が不通で休校が続く学校もあり、休業措置をとっている企業もあるようです。車で出かけても通常数分のところが1時間以上。ピークを過ぎて数日たった現在も20~30分のところが2~3時間。柊伍選手誕生の日(2000.12.26)も大雪で(誕生秘話はこちら)、通常病院まで20分程度で行けるところが、2時間近くもかかったという話を思い出します。
ここ数年の比ではない降雪により市の予算も底をついているらしく、除雪がなかなか進まない状態で、幹線道路は狭くなってなおかつあり得ないほど段差がボコボコ、あるアナウンサーが「道路がモーグルコースのよう」と中継していていました。そうはいっても運転中あるいは除雪中の事故による死傷者も出ています。福島市の雪崩による温泉旅館の孤立等も含め、ここ数日福島県の様子が全国版で大きく報道されています。当然のことながら休日は日中ずっと家の除雪作業に追われ、若くはない身体は満身創痍です。庭の隅に積み上げた雪は3mを超えたかも。除雪がある程度一段落しても、屋根を覆いつくす大量の雪やせり出した雪庇を見上げるとゾッとします。
雪がないとスキーはできませんが、ここまで集中的に降られると、スキー場も維持管理の困難さ、そもそも客が来られないなど大変なことでしょう。せっかくのモーグルコースも、一晩で跡形もなくなってしまいます。もう少し地理的にも時間的にもバランスよく降ってもらえれば助かるのですが…。追い打ちをかけるようにさらに強烈な寒波が週明けに来るとかで戦々恐々としています。北海道の大会に無事行けるか今から心配です。

